こんにちは、のぼるです。
金融庁が2019年に出した試算では、
「老後までに2000万円貯蓄がないと、生きていくことは難しい」
らしいです。
うーん。。。
子供の学費だけでも大変なのに、老後のお金のことも考えると、とても頭が痛いです。
結論から話しますと、投資をするのがベターです。
ただ、証券会社の言われるがまま、株に投資するのおすすめしません。
当たれば大儲け、負けたら爆死は、ギャンブルと一緒です。
株の知識が乏しければ、尚更ですね。
今回は「とにかく死なないためのしょぼい投資の話」という書籍より、人生にとって大切な投資の為の知識を3つのポイントに絞りまとめます。
著者のプロフィール
えらいてんちょう(矢内東紀)
1990年生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業。
バーや塾の起業経験から経営コンサルタント、YOUTUBER、著作家、投資家として活動中。
2015年10月にリサイクルショップを開店し、その後、知人が廃業させる予定だった学習塾を受け継ぎ軌道に乗せる。
17年には地元・池袋でイベントバー「エデン」を開店させ、事業を拡大させる。
要点を3つのポイントで解説
投資本に出てこない投資がある
投資とは以下にまとまります。
✅利益を得る目的で、事業に資金を投資すること。
✅比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。
✅元本の保全とそれに対する一定の利回りを目的として貨幣資本を証券化すること。
✅経済学で、一定期間における実物資本の増加分
注目して頂きたいのは2番目の、
「比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。」です。
つまり「将来のいいことの為に、自分の何かを投じる」となります。
簡単な例として、
✅ジム代(タネ銭)→ジムに通う→健康で力強い体をつくる→健康な体になる(リターン)
✅余暇の時間(タネ銭)→英語を勉強する→将来の可能性が広がる→将来の可能性が広がった(リターン)
自分は現在5年以上書道教室に通っているので、将来、何かの芽が出るかもしれません。
投資の考え方は、お金のみに限りません。
遊戯王カードに学ぶ投資の根拠
投資をするには、根拠が必要です。
特に、何も考えず、証券会社の言う通りに株を購入するのは、ギャンブルと一緒です。
逆に、自分の知識に他人よりも詳しいものがあった場合、勝算のある根拠を得ることができます。
例えば、遊戯王カードに置き換えて説明します。
遊戯王カードには、強いカードと、弱いカードがあります。
当然強いカードは、高値で売買されています。
たまにジャンプの付録として、カードが付いています。
しかも限定パックです。
ショップに売れば、高値で売れます。
しかし、その事実に気づかない一般の人は、カードと一緒に古紙回収の日にジャンプを出してしまいます。
価値を理解している人には、このジャンプをたくさん購入し、カードを売買することにより儲かるという根拠と勝算があるので、バンバンカードを集めます。
そして、大儲けすることができるのです。
どうせ投資をするのなら、根拠と勝算を持ちましょう。
人にモノをタダで配る投資はなぜ最強か
人にちょっとしたモノをダダで配るのは、実は最強の投資です。
何か理屈をつけて、自然にちょっとした贈り物をあげるだけで、
「あの人は、いつもよくしてくれる人」
という評価が得られます。
贈り物をもらったほうは、「心理的債務(心理的負い目)」を抱えます。
当然、あげた方は、「心理的債権」を得ることができます。
お金持ちになったところで、信頼が低く、味方が少ない場合は、色んな意味で生きていけません。
逆に信頼されている場合は、ピンチに陥ったとき、「心理的債務」を持っている人がこぞって助けてくれます。
まとめ
人は、一人では生きていけません。
どんなピンチが起きても大丈夫なように、損得感情を抜きにして、しっかりとしたコミュニティーを作りましょう。