上善は水のごとし。水は善く万物を利して而も争わず

こんにちは、のぼるです。

 

今回は『老子』についてまとめようと思います。

 

老子とは

老子とは、中国春秋時代哲学者です。

 

後に生まれた道教の始祖とされています。

 

老子の考え

❌今より良くなる為には○○をやるべきだ。

👉私たちは”べき論”で物事を考えがち。

 

⭕️足るを知る。

👉老子の考えは”自分は既に幸せである”と思えば、心に余裕が生まれる。

 

代表的な古典

上善は水のごとし。水は善く万物を利して而も争わず

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本物の善は、水の働きのようなものだ。あらゆるものに利益を与えながら、しかも誰とも争うことがない。

 

という意味だそうです( ´∀`)

 

確かに水は全ての生命に恵みを与えていますね。

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高いところから低いところへと自然に流れて行った先に田端があり、川や海がある。

 

自然の理のまま流されていくだけなのに、それが良い結果を生みます。

 

素敵ですね♪

 

水の流れに習えば、良い状況に辿り着けそうです。

 

現在コロナによって大きな壁にぶつかっていますが、水のように自在に流れを変えることで困難を回避していきたいものです。

 

職場での教訓

同じ職場に長くいると、知っていることが増え、いささか横柄になってしまう場合があります。

 

現在は人あたりが良く、周囲に耳を傾けてくれる人間の方が人気が高そうです。

 

水のような柔らかさをイメージすることにより、自己ではなく、相手の気持ちになって考えることができそうです。

 

最後に

柔道で有名な「柔よく剛を制す」も老子の教えだそうです。

 

柔らかくて弱いものは、硬くて強いものに勝つを教訓に、日々過ごしていこうと思います。

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